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代表 向山のバイク人生

今年も東北へ③

新玉川温泉を出発した私たちは、R341、R46、県道50をちょこっと走って広域農道”みずほの里ロード”を走ってみることに。

この道は、ほとんど誰も走っていなく、信号もありませんので非常にカイテキでしたよ。

道なりにどんどん南下して、横手市を過ぎて湯沢市R398に合流。

そのまま、南下して到着~。

本日のメイン。日本3大手延べうどんの一つ、”稲庭うどん”です。

11時を過ぎたばかりですが、ここは行列が出来るくらい混雑しますので、早めの昼食にしました。

画像がないのですが、細身で平打ち、適度にやわらかく、しっかりコシがあり、出汁もやや濃いめで(東北はどこでも私好みのやや濃いめなんで)、量もたっぷりで(私はそれほど小食ではないのですが)大変満足でした。

お近くに寄られた際には、是非一度お試しあれ!

待っているお客さんが沢山みえるので、まったりせず、さっさと店を出ます。

R398を小安峡まで走り、県道51へそれます。

上空はだんだんと厚い雲に覆われはじめポツポツと雨が・・・そして県道310へ。

泥湯温泉に着くころには猛烈な降りになってしまい、カッパを着るタイミングを完全に失ってしまいました。

当然、お目当ての”川原毛地獄”も超豪雨の為、駐車場で右往左往している車にぶつけられやしないかと思い、逃げるようにその場を去ることに。

“あ~あ、今年もダメだったか~。”と。来年も東北行きを決意した瞬間でした。

県道をそのまま進むとやがて空が明るくなりだして、R108に出るころにはすっかり夏空に変わっていました。

グッショリ濡れたジャケット類を乾かしながらR108を北上、R13に乗り換えて山形県大蔵村を目指します。

途中、道を間違えた時に見つけた”岩井堂洞窟”に寄ってみます。

ここは縄文時代の住居や土器の出土があったらしく、国指定跡に認定されているようです。

しかし、あまり観光に見える人がいないせいか手入れが行き届いていない様子。

地元の子供たちの秘密基地みたいな感じで放置されていました。

次回、来るころには立派な史跡観光地になっているといいですね。

ジャケット、パンツ、グローブがすっかり乾いたのでそろそろ出発です。

R13を新庄市まで走り、R458に乗り換えて県道331に入ります。

すんなり行けると思ったんですが、豪雨災害の爪痕がありまして、なかなか辿りつけませんでしたがなんとか見つけれました。

“四ケ村の棚田”です!

どこをどう通ったか、細い道を迷いまくって、たぶんここであろうと勝手に絶景ポイントを決めました。

なかなかいい眺めじゃないですか!

カメラを片手にぼんやりしていると、一台のダンプがやって来て慌ててバイクを移動。

バイクを止めていたら車は通れないような狭い道なんですが、幸い退避場が傍にあったので助かりました。

運転手の方にスイマセンのジェスチャーをかわし、さっさと退散です。

どうやら、先の方で大掛かりな土木工事があるらしく盆休み返上でお仕事しているようです。

さて、県道57に戻りR47を最上川沿いに走ります。

鶴岡市でR345に乗り換えて本日のお宿に向かいます。

湯田川温泉”つかさや”さんです。

なんと、お隣が共同浴場では?

“正面湯”だそうな。

さっそく、女将さんに鍵を開けていただきました。

なぜ鍵がかかっているかと言うと、ここは近所の方たちの大切な憩いの場であるからなんです。

訳のわからん得体の知れない輩が勝手に使い、荒らしていくのを防ぐ為だそうです。

中に入ってみると、かなり狭い。脱衣場は畳2枚はないような?

しかも、浴場との境のガラス戸はあるのですが狭いので開けっ放しです。

地元のおじいさんたちと場所を分け合いながら脱いだ浴衣を籠に入れます。

では、浴場に入ってみます。

中心に2.5メーター角程の湯船があり、その周りをあぐらをかいた人ひとり分くらいの洗い場が取り囲んでいます。

腰掛なんか場所が狭いので皆さん誰も使ってません。タイルの上にしゃがみ込んで体を洗っています。

私も同じように・・・。

お湯は無色透明無臭で、循環ではなく掛け流し。それもかなりの勢いでじゃんじゃん流れ込んできます。

源泉温度は42,6度なのでそのまま使えますね。源泉は一か所でここの真下にあるようです。

少し離れたところまで引き湯すると温度が下がるので加温しないといけませんが、ここ”正面湯”が源泉の真上にある理由ですね。

さあ、長くつかり過ぎるとのぼせてしまうので、そろそろ上がります。

湯上りの体を拭く場所が狭いのでどうしても脱衣場の床を濡らしてしまいます。

すると、一緒に上がった地元のおじさんがタオルで濡れた床を拭き拭きしているではありませんか!

別のおじさんも同じように。

なるほど、ここが地元の人たちの大切な場所であることが少しわかった気がしました。

現在、残っている宿どうしの結束は固く、みんなで使うところは、みんなで手入れして、長く、大切に、譲り合いながら。。。

開湯から1300年たった今、当時の面影はなくとも、ここ”正面湯”に通い続ける人たちに脈々と受け継がれる人情味を感じれた気がします。

いよいよ、ツーリングも終盤!

明日は、福島へ向かいます!

向山鉄工株式会社

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