ガレージレボの心臓部とは?
今日は”ガレージレボ”の構造を皆さんに紹介しましょう。
まずは、”ガレージレボ”の心臓部とも言えるサイドフレームから。
ちなみにサイドフレームとはこのオレンジ色の部分です。
このサイドフレームのデザインが思いつかなかったら”ガレージレボ”は製品化されなかったでしょう。
まさに心臓部と言える部分のデザインには“こだわり”の2つのポイントがあります!
“こだわり”その1
回転支点を限りなく低くすること。
支点を下げることによって重量級のバイクでも軽~くスタンドアップできるからです。
もちろん他にも軽くスタンドアップできる要因はありますが、、、(例えば、スタンドアップ時のタイヤの高さを地面ギリギリになるようにVフックの高さを調整するとか、、、)
“こだわり”その2
サイドフレームとメインフレームとの連結を強固にしつつ、尚且つ回転動作がスムーズに行えること。
じつは、この部分だけでかなりの試作を繰り返しました。
中心部に見える機械加工品がこの課題をクリアーしてくれました。
これはS45Cで製作したもので表側と裏側から深溝玉軸受け(ボールベアリングのことね♪)を打ち込み、
さらに双方の軸受けの間にはインラインカラーが組み込んであります。
故にサイドフレームとメインフレームをM12ボルトでしっかりと締め上げることができ、スムーズに回転もする。
バイクのホイールベアリング部の構造と一緒ですね。
試作段階の安価な手法だと剛性とスムーズ性の妥協点が見いだせなかったので最終的にこの構造に決定しました。
以上のような“こだわり”を製品化することによって、きっとお買い上げ頂いたお客様にはご満足していただけるものと思います。
メンテナンススタンドをお探しなら“ガレージレボ”をお試しください。
次回は、板金加工編を紹介します。